生命保険は代理店で契約すべき?インターネットで契約すべき?どこに頼めばいいですか?

年金・保険について教えて!

まねっぴに質問

私は35才女性、専業主婦、旦那と子どもと3人で生活しております。旦那は普通のサラリーマンで一般的な収入です。私は現在、育児中で仕事は休んでいます。
最近、ママ友と保険の話題になったところ、我が家の生命保険料が高いんじゃないかと言われました。我が家では近所の個人代理店さんでお願いしており、定期的に顔を見せて色々な情報を教えて下さいます。この代理店で保険を申し込んだ理由は、私の両親が長年お世話になっているので信頼できるからです。しかし、ママ友いわく「代理店経由で契約すると高くなるので、インターネットで直接する方が安いよ」とのことでした。コロナ禍で残業代が減少しているので、少しでも安くなるのであれば家計は助かります。しかし、長年お世話になっている代理店を解約してインターネットで契約するべきか迷ってしまいます。結局どこに頼むのがいいのでしょうか?

まねっぴの回答

質問を拝見致しました。
結論から申しますと、質問者様がどれだけ保険の知識があり、自分に適しているかを判断できるかによります。質問者様が仰る通り、料金面だけを単純比較するのであれば、代理店の仲介手数料が無い分だけ、インターネットで直接契約する方が安くなります。
インターネットで契約する場合は、入力欄に自分の年齢・家族構成・収入・その他情報を入力してEnterキーを押すと、「月額料金は●●円です。」と出てきます。次の画面に進むと、膨大なページの約款が表示されて、よく確認しないままレ点を入れて、契約成立。こんなケースが多いのではないでしょうか?必要保証額が本当に自分の家庭に合っているのか?約款上、適用されるケース、されないケースを理解できたか?非常に疑問が残ります。保険とはいざという時に、必要なお金が手元に届かなければ全く意味がありません。表面的な月額料金がやすくなったが、保障内容がスカスカだったということになれば、掛け金を捨ててしまったのと同じです。インターネットで契約をする場合には、この点をしっかりと自身で理解して契約できるレベルまで知識を深めることが必要となります。

必要保証額とは?

必要保証額とは、ご主人に万が一の事があった場合に、残された家族が必要なお金と入ってくるお金を差し引いた金額となります。
(ご遺族の支出)-(ご遺族の収入)=必要保証額=生命保険で埋めるべき金額

ご遺族の支出とは、残された妻子の生活費、子供の入学費用etc
ご遺族の収入とは、公的な遺族年金、死亡退職金、預貯金etc

子供さんの年齢、住宅が賃貸or持ち家、奥様の収入状況によって大きく変化します。
必要保証額の推移

必要保証額は結婚して、末子が生まれた時点が最大値になります。その後、自宅を購入して団体信用生命保険に入った段階で一段階下がります。なぜかと言いますと、ご主人に万が一のことがあった場合には、ローンを完済してくれるので住宅費は無くなるからです。その後は、子供の独立とともに段階的に下がってゆくことになります。保険を契約する場合には、今現時点の必要保証額がいくらかを細かく計算しなければなりません。

それでは、生命保険をどこで申し込む人が多いのでしょうか?
下の棒グラフをご覧頂ければお分かり頂ける通り、一番伸びているのは保険代理店です。平成21年には6.4%であったのが、平成30年には17.8%と約3倍になっています。一方でインターネットを含む通信販売は微減です。厳密に言えばインターネットは変わらず、テレビ広告・新聞・雑誌媒体によるものが減少しています。なぜ代理店を選ぶ人が増えているのでしょうか?それは、保険の窓口のような複数の保険会社を扱う店舗型代理店が大きく増加しているからです。インターネットの場合は、自分で比較検討しなければなりませんが、店舗型代理店であれば、同条件で一番好条件の保険を組み合わせて提案してくれます。価格とクオリティのバランスが良いということでしょう。

公益財団法人 生命保険文化センター
平成30年度 生命保険に関する全国実態調査をもとに作成

もう一つ伸びているのが、銀行・証券会社の紹介による保険の申し込みです。しかしながら、最近では銀行が仲介してトラブルになるケースも頻発しています。トラブルの一例を挙げてみましょう。

・相続対策にもなると外貨建て生命保険を勧められ、外貨預金口座を開設したが、「外貨建て生命保険の契約は慎重に」との記事を見かけた。リスクのある契約なら断りたい。
・5年前に銀行の勧めで外貨建て生命保険に加入した。リスクのない契約を強く希望したが為替差損が出ている。どうしたらよいか。
・母が信託銀行で外貨建て生命保険を契約していた。しかし、外貨の為替相場が対円で下落しているので、解約したほうがよいのではないか。

独立行政法人 国民生活センター

なぜ銀行で保険申し込み?と思われるかもしれませんが、金利の低下が諸問題の根源なのです。金利低下により本業の貸付収益が低迷しているので、保険や金融商品を販売して手数料を稼ぐことに注力しています。強い勧誘もあるのかもしれませんが、最終的には自分で決めなければなりません。トラブルになるのは、圧倒的に契約者の理解不足だと思われます。

最後に

誤解が無いように申し上げますと、インターネットで契約や銀行仲介で契約するのが悪いというわけではありません。まずは自分や自分の家族にとって、どういう保険が必要かを把握し、それに合う保険を見極められる知識が無いといけないということです。検討した結果として、インターネットで契約するのであれば、リーズナブルな金額となりメリットも大きいです。そこまで、知識に自信が無く、信頼できる代理店さんが身近にいらっしゃるのあれば、保険のプロに納得できるまで説明を聞いてから契約するのがベストではないでしょうか。
いずれにしても、決定するのは「あなた」であり、契約をするのも「あなた」です。

参考 最近、離婚しました。現在の保険が自分に合っているかについて教えてください。

(留意事項)
本ブログをご参考にして頂ければ嬉しいですが、くれぐれも最終的な判断は自己責任にてお願いします。

タイトルとURLをコピーしました