最近、離婚しました。現在の保険が自分に合っているかについて教えてください。

年金・保険について教えて!

まねっぴへ質問

私は30歳女性、無職(仕事探し中)です。結婚していましたが1年前に離婚しました。今は実家で父母、妹、弟と同居しています。結婚した際に、医療保険、生命保険を契約していました。具体的には妊娠に備えて入院時にお金がもらえる保険、万が一の時に残された家族に対して500万円出るものです。しかし、独身になり生活状況が大きく変わったため、当時契約した保険が本当に現在の自分に必要なのかどうかを知りたいです。現在、再就職活動中ですが、コロナ禍で正社員の採用は厳しく、契約社員か派遣社員で再スタートになりそうです。少し貯蓄があり実家で住んでいますので、当面は暮らすことができますが、再就職が軌道に乗ってくれば、実家を出て一人暮らしをしようと思っていますので、今後の事を考えると、保険料をできるだけ安くしたいと思っております。ご助言を宜しくお願いします。

まねっぴの回答

質問内容を拝見しました。
離婚によりライフスタイルが大きく変わったので、保険を見直したいということですね。保険は一度入ると見直さないという方がおられますが、保険の必要性や必要額は人生のステージによって変わってきます。人生の節目のタイミングには見直すことをお勧めしております。質問者様の場合、結婚生活から離婚されて独身になったということですので、このタイミングでの見直しは非常に良いと思います。
それでは、保険の中で一番最初に何を見直すべきでしょうか。それは「死亡保障」となります。死亡保障がライフステージにおいて一番変化するからです。この死亡保障をいくらに設定すべきかという基準は必要保証額を元に計算します。

必要保証額とは?

被保険者に万が一のことがあった場合に、残された家族が必要なお金と入ってくるお金を差し引いた金額となります。
(ご遺族の支出)-(ご遺族の収入)=必要保証額=生命保険で埋めるべき金額

ご遺族の支出とは、残された妻子の生活費、子供の入学費用etc 
ご遺族の収入とは、公的な遺族年金、死亡退職金、預貯金etc 

被保険者が家計の主となっているのか、子供さんの年齢、住宅が賃貸or持ち家、配偶者の収入状況によって大きく変化します。

一般的にこの必要保証額というのは、結婚と同時に一段階上がります。そして子供の出産と同時に段階的に上がります。末子の出産から自宅の購入までが人生の最大値になり、住宅を購入して団体信用生命保険に加入と同時に大きく下がります。なぜなら、万が一の時には住宅ローンの残額を団体信用生命保険が完済してくれるので、ローンの返済が必要無くなるからです。その後は、子供の独立まで緩やかに減ってゆき、末子の独立とともに最小値へ下がります。定年退職から老後においては、葬儀費用などの最小限だげで十分という結果になります。

ライフスタイルの変化に伴う必要保証額

既婚者の場合、配偶者や子供に対してお金を残すことに意義がありますが、質問者様の場合、現時点ではその必要が無く、最小限(葬儀費用と身辺整理費用)に相当する金額でよいでしょう。また一定額の預貯金や有価証券を一保有されているのであれば、万が一の時にも家族に相続として、引き継がれますので、死亡保障には入らないという選択肢もあります。

次に医療保険ですが、一般的には20代、30代前半は病気で長期入院をするリスクは低いといえます。20代、30代前半までは、過剰な特約などは加入せずに不慮の事故やケガに備えて、入院日額5,000円くらいの最低限度の医療保険で十分でしょう。
しかし、35才以上からは、年齢的にも加齢とともに疾病リスクが増加します。特に女性の場合は、「子宮頸がん」「乳がん」などの女性特有の疾病リスクが格段に上がります。医療保険は日額1万円のものや、高度ながん治療に対応する先進医療の特約も検討された方がよいでしょう。

参考 人口動態統計年報 主要統計表(最新データ、年次推移) 

今後、独身生活が続くと仮定すれば、質問者様が一人で生活を維持しなければなりません。万が一のケガや病気により収入が途切れた場合、生活費に困ってしまう事態になります。そのような事態に備えて収入保障付き保険も検討されたほうがいいですね。
この先、再婚、出産などのライフスタイルに再度変化があった場合は、その都度見直してゆく必要がありますが、現時点では保険料を最低限に見直して、浮いた部分を貯蓄または運用に回してゆく方がいいでしょう。

●今回の見直しのポイント(30代前半まで)
・死亡保障の減額又は解約  
・医療保険を最低限度に抑える。
     
●今後の見直しのポイント(30代中盤から) 
・女性特有の疾病やがんに対応した医療保険の増額  
・所得保障付き保険の検討 

最後に

保険の契約時には、様々なリスクを想定して多くの提案を受ける事が多いですよね?それが自分の状況にピッタリ当てはまっているのかを、見極める事が重要になります。日本人は性格上、リスクを過剰に怖がり必要以上の保険に加入されているケースが多いのです。当然ながらその分、保険料も高くなります。万が一や将来の事を気にし過ぎるがあまりに、現在の生活が犠牲になることは本末転倒です。また、保険は一度契約をすると、そのまま変更しない方が多くいらっしゃいますが、その時のベストの内容が、今後もベストとは限りません。年齢やライフスタイルに応じて柔軟に見直してゆくことが、重要となります。質問者様の人生の再スタートを陰ながら応援しております。

参考 生命保険は代理店で契約すべき?インターネットで契約すべき?どこに頼めばいいですか?

(留意事項)
本ブログをご参考にして頂ければ嬉しいですが、くれぐれも保険選びは慎重に、自己責任にてお願いします。

タイトルとURLをコピーしました