新車の購入を検討しています。250万のローンを組んで大丈夫でしょうか?

家計相談お願いします!

まねっぴに質問

私は関西在住で35歳女性 パート 子供3人がいます。主人が、仕事を3社目に転職して、やっと一年すぎました。世帯年収は400万(主人:年収350万円、私:年収50万円)なのですが、3人の子育て中なので、家計に余裕はありません。そのような中で、マイカーの車検も迫ってきて、購入検討時期に入ってしまいました。今乗っているのがコンパクトカーなので、子供の成長に合わせてどうしてもミニバンタイプが良いと思っています。車屋さんに何件か行きましたが、新車の場合は250万円以上の金額ばかりでした。グレードが高い車種は300万円以上するので、さずがに手が出ませんが、最安値の価格帯であれば何とか買えないかと思案中です。我が家で250万円のローンを組むのは可能でしょうか?我が家には貯金が無く、頭金を準備できそうにないので月々の返済が心配です。ちなみに今の車のローン残金や他の借金はありません。宜しくお願いします。

まねっぴの回答

質問内容を拝見しました。
家族の成長とともに車の必要性も変わってきます。今はコンパクトカーに乗っているが、お子様の成長に伴ってミニバンに乗りたいということですね。これはどこのご家庭でもあるお悩みではないでしょうか。今回の質問者様の場合は、頭金無しで250万円の全額ローンを検討中のようですが、結論から申し上げれば、このローンはやめた方がよいでしょう。現在の状況を見る限り、返済に行き詰まる可能性が高いと言えます。今回のケースでは2つの壁があります。

ローンの審査に通らない可能性あり

銀行系のカーローンや多目的ローンは、金利は低く設定されているのですが審査は厳しい傾向にあります。一方でディーラー系のローン(トヨタファイナンスやホンダファイナンスなど)は審査のハードルは低めなのですが、金利が高い傾向にあります。一般的にローンの審査基準は公開されていないですが、今回のケースの場合は双方ともに「年収に対するローンの比率が高すぎる」ということです。年収に対してローンの比率が高ければ高いほど、返済が困難になる可能性が高くなります。金融機関としても返済してくれない人にはお金を貸してくれません。また、今回の質問者様のケースでは「転職後の勤続年数が短い」という点です。ローンの審査において会社員であれば、勤続年数や役職によって大きく左右されます。勤続年数が長く役職が上位であれば社会的な信用が高まりローンの審査にも通りやすくなります。これらの点により、今回の質問者様はローンの審査に通らない可能性が十分考えられます。

支払いが困難になる可能性あり

上記のようにローンの審査に通らないケースもありますが、一方でローンの審査が通ったからといって、完済できるという訳ではありません。一般的には自動車ローンは年収の40%までに抑えないと、支払いが困難になり生活が破綻してしまう恐れがあります。実際には生活は破綻しないまでも、折角購入した自動車を途中で手放さないといけないということになります。ディーラー系の信販会社でローンを組んだ場合には、所有者は信販会社名義になり、使用者が購入者になります。(車検証に記載されています。)この場合は、ローンを完済するまでは、あくまで借りている状態であり、勝手に売却することもできません。もしローンを長期間滞納することになれば、差し押さえられてしまいます。

参考 国土交通省  自動車検査・登録ガイド

返済できずに車を手放さないといけないという、家族にとっては悲しい出来事にならない為にも、しっかりとした返済計画を練らなければなりません。今回は、頭金無しでローンを組む場合と、頭金有りでローンを組む場合のシミュレーションをしてみましょう。

【シミュレーション1】
自動車ローン金額を250万円で72か月返済(ボーナス払い無し)、ディーラー系で金利4.5%と仮定します。すると月額返済額は39,685円と算出されます。
  
年収350万円を手取り換算して月額22万円とし、奥様は年収50万円なので月額4万円とします。
住居費6.5万円、光熱費1万円、通信費1.5万円、保険料1.5万円、学費2万円、食費5万円、被服代1万円、日用雑貨1万円、お小遣い2.5万円、ガソリン代1万円

※今回の試算には、ボーナス・児童手当・預貯金の取り崩しは想定していません。 
頭金無しの場合

これを見て頂ければ分かる通り、生活費を相当シビアに見積もっても、家計が赤字になってしまいます。お子様が3人おられますので、これから学費や塾などの教育資金が右肩上がりで必要となってゆく環境下では、今回の250万円を全額ローンでの購入はやめるべきです。ではどのくらいならローンなら許容範囲内でしょうか?

【シミュレーション2】
100万円の頭金を準備したとしましょう。同条件でローンを150万円を72か月返済(ボーナス払い無し)、ディーラー系で金利4.5%と仮定します。この場合なら月額返済額は23,811円となります。

他の条件はシミュレーション1と同じです。
年収350万円を手取り換算して月額22万円とし、奥様は年収50万円なので月額4万円とします。
住居費6.5万円、光熱費1万円、通信費1.5万円、保険料1.5万円、学費2万円、食費5万円、被服代1万円、日用雑貨1万円、お小遣い2.5万円、ガソリン代1万円

※今回の試算には、ボーナス・児童手当・預貯金の取り崩しは想定していません。 
頭金100万円有り

上記の内容であれば、車を購入することができ、節約すれば何とか生活は成り立ちます。さらに良い条件でローンを組むためには、やはり銀行系で借りることができるように、銀行にも相談してみましょう。ここで忘れてはいけないのは、3人のお子様の学費や教育資金は間違いなく増えるということです。最低限の条件で見積もった場合には、後で後悔することになりますので、必ず余裕を持って見積もってみましょう。
(家計診断をするのであれば、不十分な内容かもしれませんが、どうしても車を買うという前提ならこれが最低限成り立つという状況です。)

最後に

今一度、現在のお金の状況と購入する目的を冷静に判断してみましょう。ベストな選択肢は頭金を十分に用意することです。上記の試算の通りまずは100万円を目標に貯めてみませんか?今年で車検が切れるタイミングなので、買い替え検討というのは理解できますが、次の車検まで頑張ってお金を貯めてみるという選択肢も作りたいところです。もし、今の車が故障などで、どうしても手放さなければならないのであれば、中古車を検討したり、レンタカーやカーリース、カーシェア等を利用してみてはいかがでしょうか?
いずれにしましても、ギリギリで試算していた場合には、急な出費や進学などの生活の変化に、対応できなくなってしまいます。早く車が欲しい気持ちは理解できますが、くれぐれも余裕を持った資金計画で、楽しいカーライフを送って下さい。陰ながら応援しております。

参考 コロナ禍で大きな不安があります。貯金を増やしたいと考えていますので、毎月の貯蓄額を増やす為に、節約をする方法について教えて下さい。

(留意事項)
本ブログをご参考にして頂ければ嬉しいですが、くれぐれも購入の判断は自己責任にてお願いします。

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