41才の独身女性です。婚活をやめるべきでしょうか?

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まねっぴに質問

私は41才 女性 独身 機械メーカー契約社員 年収270万円です。手取り17万円でボーナスは寸志のみ、正社員登用も無理そうです。将来が不安なので、結婚したいと思い3~4年前から婚活をしています。会費・イベントへの参加費用・交通費・洋服代が毎月3万円くらいかかり痛い出費です。貯蓄も100万円以下になってしまい、生活にも余裕がありませんが結婚する為の自分への投資だと思い、お金を使い続けています。将来の為に何とか結婚したいと思いながらも、このままでいいのかと思う瞬間もあります。できれば子供を出産したいと思っていますので、年齢的にもラストチャンス焦っています。実際のところ、もう婚活はやめた方がいいんでしょうか?何かアドバイスを下さい。

まねっぴの回答

質問内容を拝見しました。
申し訳ありませんが、婚活に関しての専門的な知見はありませんので具体的なアドバイスはできませんが、今回はお金の観点での回答をさせて頂きます。
まず、将来が不安だから結婚したいと記載がありますが、将来の不安と結婚とは切り分けた方が良いと思います。未婚の場合の不安もあるでしょうが、結婚した場合でも安泰ではなく、不安が消えるわけではありません。突発的なケガや病気、失業、色々な不安要素は必ずあります。家族が増えれば増えた分だけ、不安要素も増えます。だからこそお金を積み立てたり、保険に入る必要があるのです。結婚すれば全てが解決できると思い、将来の投資と位置付けて、貯蓄を減らしながら毎月3万円、年間36万円ものお金を使い続けてゆくのは非常に危険があります。誤解の無いように申し上げますと、婚活を否定している訳ではありません。手取り給与が17万円で一人暮らしの場合、3万円は大金になります。収入に対する出費額が大きいということです。
この先、質問者様が結婚や出産をする、しない、という道がありますが、いずれの場合においても現在の貯蓄だけでは足りません。まずはお金を貯めることが最重要課題となります。今回は結婚する場合、しない場合の2パターンを想定したいと思います。

結婚する場合

まず、必要になるのが結婚費用です。結婚費用の総額は平均469万2000円となっております(出典:ゼクシィ) 少し控えめにして総額300万であったとしても、1人あたり150万円は必要になります。まさか男性が全額負担というのは無いでしょうから、親からの援助が無い場合は、自分で捻出しなければなりません。仮に現在、100万円の貯蓄があるとするなら、あと50万を早急に貯める必要があります。毎月2万円ずつ貯蓄した場合でも、25ヶ月(2年1ヶ月)要します。

次に結婚は無事に終えたとして、子供を授かった場合にはもう一つハードルがあります。40代で結婚・出産をした場合、子育てと老後資金の積み立てを同時並行でしてゆかなければなりません。最近の日本では晩婚・晩産という傾向が顕著ですが、晩婚の場合は人生の前半(20代から30代)に余裕がある一方で、40代以降は結婚・子育て・親の介護・自身の老後費用とお金のかかるイベントが詰まることになります。そして、住宅を購入する場合には、頭金の準備も考えなくてはなりません。最近の経済環境を考えれば、ボーナス払い、退職金一括払いはお勧めしていませんので、ローンを組む場合、十分な頭金が無いと、ローン期間が長期化し、完済時の年齢が気になってしまいます。このように結婚後の実生活の出費も考えれば、今から早急にお金を貯めなければならない事が分かります。

結婚時期による出費時期の比較例
<解説>
 25才で結婚した場合は、子育て、住宅ローンが早く始まります。その為、50才前後で子育てが終了、60才までに住宅ローンが完済できます。親の介護とは重複しない為、資金的にも精神的にも余裕が生まれます。ただ、若い時は収入が少なく、子育て費用に圧迫され、老後費用の貯蓄までできないケースが多く、子育て後に夫婦で貯金を開始するケースも多いようです。
 一方、40代での結婚は子育て費用、住宅ローン、親の介護、自身の老後費用を同時並行で進めなければなりません。資金的にも精神的にも厳しい時期がありますので、人生の前半に一定の貯蓄をしておく必要があります。 

結婚しない場合

もし、結婚をされない場合でも、貯蓄は早急に貯め始める必要があります。「老後2,000万円」とも言われておりましたが、実際のところ節約生活をすれば2,000万円は必要無いと考えます。しかしながら、現行の年金制度から変更される可能性が高いので、支給額の減額や支給開始年齢の引き上げに備えて1,000万円を目標に貯蓄をお勧めします。

【積み立て目標】
毎月3万円を41才から65才までの24年の間、利回り1.5%で積み立てた場合
65才到達時の貯蓄額が1,039万円となります。 

毎月3万円といえば、婚活費用として捻出している金額と同額になりますので、楽ではないかもしれませんが、従来通りの出費を貯蓄に変えることにより、24年間で1,000万円の積み立てが可能になります。65才からの年金受給額は生涯平均年収を270万円とした場合、概算で130万円(月額11万円)となります。毎月の生活費の不足分をこの1,000万円の貯蓄から穴埋めして生活してゆくことになります。
質問者様の雇用形態が契約社員ということで、積み立てるにあたって注意点があります。それは、契約打ち切りによる失業リスクが正社員よりも高いということです。もし積み立てを限度額一杯(会社員で企業型確定拠出年金が無い場合は、年間27.6万円)iDeCoに偏っていた場合、原則60才まで引き出すことができませんので、失業時には当面の生活費に苦慮することになります。万が一の場合には生活費に充てることも考慮して、「つみたてNISA」を活用した投資信託を検討してみましょう。

「つみたてNISA」とは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。

参考 金融庁 つみたてNISAの概要

最後に

日本では1980年代までは皆婚社会と言われ、約9割の人が結婚する世の中でした。しかし、現代の日本では女性の社会進出や価値観の変化により晩婚・晩産傾向が強くなっています。そして、同時に生涯独身という方も増加しています。若い時に結婚すべきか?晩婚がよいか?それとも生涯独身が良いか?どれが良い・悪いということはありませんが、それぞれに備えなければならない要因があります。また、生涯独身と思っていたが、ご縁があって急に結婚ということや、結婚したがすぐに離婚という可能性もあり得ます。人生何が起こるか分からないからこそ、貯蓄は必要ということになります。質問者様も人生に悔いのないように精一杯頑張って下さい。陰ながら応援しております。

参考 35才独身の女性です。貯金が少なくとにかく老後が不安です。どうすればいいでしょうか?

(留意事項)
本ブログをご参考にして頂ければ嬉しいですが、くれぐれも最終的な判断は自己責任にてお願いします。

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