貯金が100万円しかありませんが、株式運用すべきでしょうか?

資産運用について教えて!

まねっぴへ質問

私は40代男性、福祉職員です。家族構成は妻と子ども2人の4人家族です。
福祉施設の介護職として勤務していますが、収入が少なく年収は320万円(基本給22万円、ボーナス年間60万円)です。正規職員なのですが、社会福祉法人の運営である為、昇給も少なくこの先の大幅な年収増も見込めません。手取りが17万円くらいと非常に厳しい為、妻もパートで働いており、年間約60万円稼いでくれています。今は子供が幼稚園なので、そんなにお金がかからないにもかかわらず、毎月ギリギリの生活で独身時代の貯金を切り崩しております。子供達が塾通いする年齢になったり、高校生・大学生になった場合、とても支払えません。妻も子供がもう少し大きくなれば正社員になりたいと言っていますが、このままでは良くないとは思っております。普通預金にある100万円を投資して増やそうかと思いますが、リスクは避けるべきでしょうか?それとも他にやるべきことがありますか?

まねっぴの回答

質問内容を拝見しました。
手元資金の100万円で投資を検討されているとのことですが、現時点では全額を投資するのはやめるべきです。投資とは、株式投資、投資信託をはじめ様々な種類がありますが、投資額よりも増やせる可能性がある一方で、元本割れしてしまう損失リスクが存在します。また、流動性が低い金融商品では売りたい時に売ることができない換金リスクもあります。その為、投資はすぐに換金する必要がない余裕資金で始めることをお勧めします。

●余裕資金の考え方
貯蓄額-(1か月の生活費×6か月分)=余裕資金

(例)4人家族の生活費が月20万円とすると20万円/月×6か月分=120万円
   この場合なら120万円以上の貯蓄が余裕資金となります。

なぜ投資は余裕資金ですべきかと申しますと、万が一の急病やケガ、失業で収入が途絶えてしまった時には現金が必要になります。このような時に株式を持っていても、支払いや生活費に充てることはできません。不本意なタイミングで売却して元本割れしたり、売却できなかった場合には、借入をしなければならないです。そうならない為にも、最低3~6か月分は換金性の高い預金として手元に置いておいた方がいいです。質問者様の場合は、貯蓄を取り崩しながら生活をされているようですので、万が一この状況で投資で損失を出してしまうと、家計が危機的な状況に陥ってしまいます。

それでは質問者様の場合は、まず何をすべきでしょうか?最優先にあるのは「出血」を止めることです。ここで言う出血とは貯蓄の取り崩しが常態化していることです。まずは貯蓄の取り崩しをストップしてから、貯蓄ができる状況に移行しなければなりません。十分な貯蓄が貯まった段階から投資をスタートしましょう。今回は家計支出の内訳が記載されておりませんでしたので、一般的な節約法についてご案内します。

保険契約の見直し

保険というにはリスクに対して、万が一の場合に補填するという考え方になります。しかし必要以上の保険に加入されているケースが多いのが現状です。必要保証額(もし、契約者様に万が一の事があった場合に、残された家族が不自由なく暮らせる金額)以上の保険に入っている場合は、見直すことによって月額料金を下げることができます。必要保証額というのは、常に一定ではなくライフステージとともに変化します。一般的にこの必要保証額というのは、結婚と同時に一段階上がります。そして子供の出産と同時に段階的に上がります。出産から自宅の購入までが人生の最大値になり、住宅を購入して団体信用生命保険に加入と同時に大きく下がります。なぜなら、万が一の時には住宅ローンの残額を団体信用生命保険が完済してくれるからです。その後は、子供の独立まで緩やかに減ってゆき、末子の独立とともに最小値へ下がります。定年退職から老後においては、葬儀費用などの最小限だげで十分という結果になります。定期的に見直すことにより保険料の最適化を図りましょう。

必要保証額の目安

スマートフォンの見直し

大手3キャリア(docomo、au、softbank)をご利用されている場合は、格安スマホに切り替えるだけで大幅に通信費を削減することができます。大手3キャリアをご利用時の平均利用額は本体代金除き約6,500円ですが、格安スマホの平均利用額は約2,500円です。通信速度の面でやや不便という声もありますが、これだけで1人4,000円も削減できてしまいます。多くの家庭でスマートフォンは非常に大きな負担となっておりますので、ここを見直すだけでも効果は抜群です。

参考 家計のお悩み解決!スマートフォン料金を安くする方法

電気代の見直し

固定費として考えられていた電気代も電力自由化によって安くすることができるようになりました。電力自由化前であれば、関西であれば関西電力、関東であれば東京電力からでしか電気を購入することができませんでした。しかし、今では約500社も存在する「新電力」と呼ばれる電力事業者と契約することができるようになり、安く購入することができます。何かあった時に停電になってしまうのでは?と不安視されている方も多いですが、送電事業者は変わりませんので、停電の心配無く切り替えることができます。電気の品質を下げずに料金を下げることができるので、是非検討してみてはいかがでしょうか。

嗜好品の見直し

休憩中の一服、仕事の後の一杯が楽しみという方も多いでしょうが、これらの嗜好品が意外と高額で家計を圧迫する要因になります。
タバコ1箱500円×30日=15,000円
ビール1缶200円×30日=6,000円 
もし、タバコとビール両方とも好きな場合は21,000円になります。全くゼロにするのはモチベーションが上がらないという方はせめて半分にしてみてはいかがでしょうか。これだけでも家計の負担は大きく減ります。(好きな方にはお辛いと察しますが、家計の為に少しでも見直しを検討してみて下さい。)

節約のポイント

副業をする

節約だけでは限界がある場合、プラスの収入を考えなくてはなりません。いわゆる副業です。副業といっても様々な種類の副業があります。雇用契約を結び、一般的なコンビニや物流倉庫などの勤務もありますが、最近では、ウーバーイーツなどの宅配サービスやパソコンを使用したクラウドソーシングによって、外注化された業務を空いた時間に個人事業主として請け負うことができるサービスもあります。副業に対しては労務面での様々なハードルがありますが、国も法整備を進めていますので、改善されてゆくでしょう。質問者様は正規職員ということなので、就業規則に違反しない範囲内で又体力的に無理しない範囲で検討してみてはいかがでしょうか。

参考 厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン

最後に

今回の質問者様の場合は、まず家計の見直しを行って、貯蓄の取り崩しを止めてから、収入を上げる取り組みが並行して必要になります。収入を上げる取り組みの具体例としては、先ほど挙げました副業の他にも資格取得が挙げられます。投資をするという意味では、金融商品への投資だけではなく、収入を増やす為に資格取得などの自己投資もありですね。

現在の預金を使ってハイリスクな金融商品で、短期的に稼ぐというのはお勧めしませんが、ローリスク・ローリターンで中長期投資できる金融商品の存在を、今後のために知っておいて下さい。

参考 投資を始めたいですが、損をするのは絶対に嫌です!元本保証やローリスクな投資方法について教えてもらえないでしょうか?

(留意事項)
本ブログをご参考にして頂ければ嬉しいですが、くれぐれも投資は自己責任にてお願いします。

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