定期預金の金利上昇が続くなか、ネット銀行や地方銀行だけでなく、信用金庫の定期預金キャンペーンにも注目が集まっています。信用金庫は、地域に根ざした協同組織金融機関であり、営業地域や取引条件、年金受取口座の指定、インターネット支店限定など、銀行とは異なる条件が設定されることがあります。
金融庁では、信用金庫などの協同組織金融機関について、会員・組合員の相互扶助を目的とした組織という特性を有していると説明しています。つまり、信用金庫は単に預金金利だけを比較するのではなく、地域性・会員性・利用条件もあわせて確認することが重要です。
本記事では、2026年5月11日時点で確認できた信用金庫の定期預金のうち、比較しやすいように預入期間を1年ものに統一し、税引前金利の高い順にランキング形式で紹介します。
※本ランキングは、2026年5月11日時点で各信用金庫の公式ページから確認できた情報をもとに作成しています。
※金利はすべて税引前の年利です。利息には原則20.315%の税金がかかります。
※キャンペーン商品は、募集総額に達した場合や取扱期間終了により、早期に受付終了となる場合があります。
※信用金庫の定期預金は、営業地域、会員資格、取引状況、年金受取口座の指定、アプリ・インターネット支店限定など、利用条件が設定されている場合があります。
※実際に預け入れる際は、対象者、預入金額、預入期間、申込方法、対象店舗・対象支店、満期後の適用金利を必ず公式サイトや商品説明書等で確認してください。
- 1 信用金庫の定期預金金利ランキングTOP10
- 2 1位:豊田信用金庫「とよしんインターネット支店 10周年記念定期預金」
- 3 2位:しずおか焼津信用金庫「しずしんインターネット支店 プレミアム定期預金2026」
- 4 3位:大阪商工信用金庫「年金定期」
- 5 4位:京都信用金庫「京信ゴールド定期預金」
- 6 5位:大阪信用金庫「アプリ定期預金『たまるんや』」
- 7 6位:筑後信用金庫「新千本杉支店 新築記念定期預金 第二弾」
- 8 7位:神戸信用金庫「こうべネット支店限定 定期預金」
- 9 8位:播州信用金庫「ばんしんシルバー定期預金」
- 10 9位:豊橋信用金庫「とよしんインターネット48 特別金利定期預金」
- 11 10位:徳島信用金庫「新本店完成1周年定期預金」
- 12 信用金庫の定期預金を選ぶときの注意点
- 13 まとめ:信用金庫の1年定期は「高金利」と「条件確認」が重要
信用金庫の定期預金金利ランキングTOP10
| 順位 | 信用金庫名 | 主な商品名 | 期間 | 税引前金利 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 豊田信用金庫 | とよしんインターネット支店 10周年記念定期預金 | 1年 | 年1.20% |
| 2位 | しずおか焼津信用金庫 | しずしんインターネット支店 プレミアム定期預金2026 | 1年 | 年1.15% |
| 3位 | 大阪商工信用金庫 | 年金定期 | 1年 | 年1.10% |
| 4位 | 京都信用金庫 | 京信ゴールド定期預金 | 1年 | 年1.00% |
| 5位 | 大阪信用金庫 | アプリ定期預金「たまるんや」 | 1年 | 年1.00% |
| 6位 | 筑後信用金庫 | 新千本杉支店 新築記念定期預金 第二弾 | 1年 | 年1.00% ※1年目 |
| 7位 | 神戸信用金庫 | こうべネット支店限定 定期預金 | 1年 | 年0.95% |
| 8位 | 播州信用金庫 | ばんしんシルバー定期預金 | 1年 | 年0.95% |
| 9位 | 豊橋信用金庫 | とよしんインターネット48 特別金利定期預金 | 1年 | 年0.85% |
| 10位 | 徳島信用金庫 | 新本店完成1周年定期預金 | 1年 | 年0.80% |
1位:豊田信用金庫「とよしんインターネット支店 10周年記念定期預金」
1位は、豊田信用金庫の「とよしんインターネット支店 10周年記念定期預金」です。1年ものの税引前金利は年1.20%で、信用金庫の1年定期預金としては非常に高い水準です。
この商品は、とよしんインターネット支店の10周年を記念した定期預金で、インターネット支店を利用する人向けの商品です。預入期間は6カ月と1年が用意されており、今回はランキング条件を統一するため、1年ものの金利を採用しています。
信用金庫の定期預金は、店舗窓口限定の商品も少なくありませんが、インターネット支店の商品であれば、来店せずに手続きできる点が大きなメリットです。高金利を狙いながら、満期後に資金を見直しやすい1年ものを選びたい人に向いています。
ただし、募集総額が設定されているキャンペーン商品のため、期間内であっても早期に終了する可能性があります。預入を検討する場合は、最新の取扱状況を必ず確認しましょう。
▶豊田信用金庫「10周年記念定期預金」の公式ページ
2位:しずおか焼津信用金庫「しずしんインターネット支店 プレミアム定期預金2026」
2位は、しずおか焼津信用金庫の「しずしんインターネット支店 プレミアム定期預金2026」です。1年ものの税引前金利は年1.15%です。
この商品は、しずしんインターネット支店限定の特別金利型定期預金です。預入期間は1年で、金利は固定金利として設定されています。満期後は、自動継続時点におけるインターネットバンキング専用定期預金の利率が適用されるため、初回満期後の金利はキャンペーン金利とは異なる可能性があります。
1年ものは、資金を長く固定しすぎず、満期後に他の高金利商品へ乗り換えやすい点が魅力です。今後の金利動向を見ながら運用したい人にとって、1年定期は使いやすい選択肢といえます。
インターネット支店限定商品のため、対象口座の有無や口座開設方法を確認したうえで検討しましょう。
▶しずおか焼津信用金庫「プレミアム定期預金2026」の公式ページ
3位:大阪商工信用金庫「年金定期」
3位は、大阪商工信用金庫の「年金定期」です。1年ものの税引前金利は年1.10%です。
年金定期は、年金受取口座を指定している人などを対象とした商品で、一般的な定期預金よりも優遇された金利が設定されるケースがあります。大阪商工信用金庫の年金定期は、1年ものとして年1.10%の水準となっており、年金受取先を信用金庫にしている人にとって注目度の高い商品です。
ただし、年金定期は誰でも利用できる商品ではなく、年金の受取指定や取扱店舗など、条件が設定されている場合があります。金利だけを見て判断するのではなく、自分が対象者に該当するかを確認することが大切です。
退職後資金や生活予備資金の一部を、比較的短期間で安定運用したい人に向いた商品といえるでしょう。
4位:京都信用金庫「京信ゴールド定期預金」
4位は、京都信用金庫の「京信ゴールド定期預金」です。1年ものの税引前金利は年1.00%です。
京信ゴールド定期預金は、期間限定で特別金利が適用される定期預金です。2026年5月7日から2026年9月30日まで、1年ものに年1.00%の特別金利が設定されています。1年定期で年1.00%に届く商品は、信用金庫の定期預金のなかでも比較的高い水準です。
1年もののメリットは、満期後に資金を見直しやすいことです。長期の定期預金に入れると、途中で資金が必要になった場合に中途解約となり、当初予定していた金利が適用されない可能性があります。その点、1年ものは高金利と流動性のバランスを取りやすい商品です。
京都信用金庫の利用地域や取扱条件を確認したうえで、預入を検討するとよいでしょう。
5位:大阪信用金庫「アプリ定期預金『たまるんや』」
5位は、大阪信用金庫のアプリ定期預金「たまるんや」です。1年ものの税引前金利は年1.00%です。
「たまるんや」は、大阪信用金庫アプリ専用の定期預金です。スマホから手続きできる点が特徴で、店舗に行く時間が取りにくい人でも利用しやすい商品です。大阪信用金庫の案内では、1年ものが年1.00%、3年ものが年1.20%とされていますが、本ランキングでは比較条件を統一するため、1年ものの金利を採用しています。
信用金庫の高金利定期は、窓口限定や特定店舗限定の商品も多い一方、アプリ専用商品は利便性の高さが魅力です。普段からスマホで金融取引を行う人にとっては、使いやすい選択肢になるでしょう。
ただし、アプリ専用であるため、対象口座や通帳レス口座の条件、取扱対象店舗などを事前に確認する必要があります。
6位:筑後信用金庫「新千本杉支店 新築記念定期預金 第二弾」
6位は、筑後信用金庫の「新千本杉支店 新築記念定期預金 第二弾」です。1年目の税引前金利は年1.00%です。
この商品は、1年目1.00%、2年目1.10%、3年目1.20%という段階金利型の商品です。そのため、単純な1年定期とは異なり、期間が進むごとに金利が上がる仕組みになっています。本ランキングでは「1年ものに統一」という条件に合わせ、1年目の金利である年1.00%を採用しています。
ステップアップ型の商品は、最高金利だけを見ると魅力的に見えますが、実際には各年ごとに適用金利が異なります。そのため、他の商品と比較する場合は、1年目の金利だけでなく、満期まで預けた場合の合計利息も確認することが重要です。
新たな資金での預入や預入限度額など、条件が設定されているため、利用前には商品内容をよく確認しましょう。
▶筑後信用金庫「新千本杉支店 新築記念定期預金 第二弾」の公式ページ
7位:神戸信用金庫「こうべネット支店限定 定期預金」
7位は、神戸信用金庫の「こうべネット支店限定 定期預金」です。1年ものの税引前金利は年0.95%です。
この商品は、こうべネット支店で口座を持つ個人のお客さま向けの定期預金です。預入期間は1年、利率は年0.95%で、インターネットバンキングを利用して預け入れる形式となっています。
ネット支店限定の商品は、店舗窓口に行かずに手続きできる利便性があります。一方で、対象となる支店口座を持っていることや、インターネットバンキングの利用環境が必要になるため、誰でもすぐに利用できるわけではありません。
募集総枠が設定されている商品であるため、申込状況によっては予定より早く終了する可能性があります。
▶神戸信用金庫「こうべネット支店限定 定期預金」の公式ページ
8位:播州信用金庫「ばんしんシルバー定期預金」
8位は、播州信用金庫の「ばんしんシルバー定期預金」です。1年ものの税引前金利は年0.95%です。
ばんしんシルバー定期預金は、主に年金を受け取る人向けの商品です。播州信用金庫で年金を受け取る場合、1年もの固定金利として年0.95%が設定されています。年金受取者向けの定期預金は、一般の定期預金よりも優遇金利が設定されることがあり、生活資金の一部を安定的に運用したい人に向いています。
ただし、年金定期やシルバー定期は、利用条件が細かく決められていることが多いです。年金受取口座の指定、預入限度額、取扱店舗、満期後の継続条件などを確認してから申し込む必要があります。
年金受取者にとっては、普通預金に置いたままにするよりも利息を得やすい選択肢になります。
9位:豊橋信用金庫「とよしんインターネット48 特別金利定期預金」
9位は、豊橋信用金庫の「とよしんインターネット48 特別金利定期預金」です。1年ものの税引前金利は年0.85%です。
この商品は、とよしんインターネット48のインターネット支店限定商品です。公式案内では、1年定期について店頭表示金利に年0.450%を上乗せする特別金利定期預金として案内されています。豊橋信用金庫の金利情報では1年ものの金利が年0.400%とされているため、上乗せ後の金利は年0.85%となります。
インターネット支店型の商品は、地域の信用金庫でありながら、オンラインで取引しやすい点が特徴です。来店不要で口座開設や預入ができる場合もあるため、利便性を重視する人に向いています。
ただし、インターネット支店での口座開設やインターネットバンキング契約が必要になるため、申込前に利用条件を確認しましょう。
▶豊橋信用金庫「とよしんインターネット48 特別金利定期預金」の公式ページ
10位:徳島信用金庫「新本店完成1周年定期預金」
10位は、徳島信用金庫の「新本店完成1周年定期預金」です。1年ものの税引前金利は年0.80%です。
この商品は、新本店完成1周年を記念した特別金利キャンペーンです。預入期間は1年・3年・5年が用意されており、1年ものは年0.80%、3年ものは年1.10%、5年ものは年1.30%とされています。本ランキングでは1年ものに統一するため、年0.80%を採用しています。
1年ものの金利だけを見ると上位商品よりは低めですが、徳島信用金庫の商品は3年・5年ものの金利も高く設定されています。そのため、1年だけでなく、中期で預けてもよい資金がある人は、他の期間も比較対象になります。
ただし、自動継続後は継続日の店頭表示金利が適用されるため、キャンペーン金利が続くわけではありません。満期後の取扱いを必ず確認しましょう。
信用金庫の定期預金を選ぶときの注意点
信用金庫の定期預金は、金利の高さだけで選ぶと失敗することがあります。特に確認したいのは、自分が対象者に該当するかという点です。
信用金庫は地域に根ざした金融機関であり、営業地域内に住んでいる人、勤務している人、事業を営んでいる人などが主な取引対象になります。また、年金定期やシルバー定期のように、年金受取口座の指定が条件になる商品もあります。
次に確認したいのが、満期後の適用金利です。キャンペーン定期預金の多くは、特別金利が適用されるのは初回満期までです。自動継続後は通常の店頭表示金利に戻る場合があるため、満期を迎えたら放置せず、次の預け先を見直すことが大切です。
また、定期預金などの一般預金等は、預金保険制度により、預金者1人あたり1金融機関ごとに元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。1つの信用金庫に大きな金額を預ける場合は、預金保険制度の範囲も意識しておきましょう。
まとめ:信用金庫の1年定期は「高金利」と「条件確認」が重要
2026年5月時点の信用金庫の1年定期預金では、豊田信用金庫の年1.20%、しずおか焼津信用金庫の年1.15%、大阪商工信用金庫の年1.10%など、1年ものでも高い金利を提示する商品が見られます。
一方で、信用金庫の定期預金は、インターネット支店限定、アプリ限定、年金受取者限定、地域・店舗限定、新規資金限定など、利用条件が細かく分かれています。そのため、ランキング上位の商品であっても、すべての人が同じ条件で利用できるとは限りません。
信用金庫の定期預金を選ぶ際は、金利だけでなく、対象者、預入金額、募集総額、申込方法、満期後の適用金利を必ず確認しましょう。
本記事は、信用金庫の定期預金金利に関する情報提供を目的として作成したものであり、特定の信用金庫や金融商品への申込み・預け入れを推奨するものではありません。掲載している金利や条件は確認時点の情報であり、変更・終了となる場合があります。実際に利用を検討する際は、各信用金庫の公式サイト、商品説明書、店頭窓口等で最新情報を確認し、ご自身の判断と責任においてお手続きください。
※本ランキングは、2026年5月11日時点で各信用金庫の公式ページから確認できた情報をもとに作成しています。
※金利はすべて税引前の年利です。利息には原則20.315%の税金がかかります。
※キャンペーン商品は、募集総額に達した場合や取扱期間終了により、早期に受付終了となる場合があります。
※信用金庫の定期預金は、営業地域、会員資格、取引状況、年金受取口座の指定、アプリ・インターネット支店限定など、利用条件が設定されている場合があります。
※実際に預け入れる際は、対象者、預入金額、預入期間、申込方法、対象店舗・対象支店、満期後の適用金利を必ず公式サイトや商品説明書等で確認してください。
本記事は、信用金庫の定期預金金利に関する情報提供を目的として作成したものであり、特定の信用金庫や金融商品への申込み・預け入れを推奨するものではありません。掲載している金利や条件は確認時点の情報であり、変更・終了となる場合があります。実際に利用を検討する際は、各信用金庫の公式サイト、商品説明書、店頭窓口等で最新情報を確認し、ご自身の判断と責任においてお手続きください。