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【2026年7月版】年金受給者向け定期預金金利ランキングTOP10|1年ものを徹底比較

年金を受け取りながら、手元の資金を安全性に配慮して運用したい方にとって、「年金受給者向け定期預金」は有力な選択肢の一つです。

年金受給者向け定期預金とは、国民年金や厚生年金などの受取口座を金融機関に指定することで、通常の定期預金よりも優遇された金利が適用される商品です。

2026年7月は、信用金庫や信用組合を中心に、1年ものの金利が年1.00%を超える商品が複数確認できます。なかには、所定の条件を満たすことで年1.60%が適用される定期預金もあります。

本記事では、メガバンク、地方銀行、信用金庫、信用組合を対象に、2026年7月10日時点で公式サイトから確認できた年金受給者向けの1年定期預金を比較しました。

金利だけでなく、年金の新規受取指定、組合員資格、預入上限額、取扱期間なども分かりやすく解説します。

※掲載金利は、特に記載がない限り年率・税引前です。

2026年7月の年金受給者向け定期預金金利ランキングTOP10

順位金融機関商品名1年金利
1位信用組合 愛知商銀年金定期預金「雅」年1.60%
2位京滋信用組合シニア・ライフPLUS年1.60%
3位鳥取信用金庫地域感謝年金優遇定期預金年1.50%
4位横浜幸銀信用組合年金定期預金年1.25%
5位大阪商工信用金庫年金定期年1.10%
6位播州信用金庫ばんしん年金定期預金年1.00%
7位中栄信用金庫なかしん年金定期預金Ⅰ年1.00%
8位笠岡信用組合年金定期預金年0.810%
9位兵庫県信用組合けんしん年金「悠々定期預金」年0.80%
10位岡崎信用金庫年金受給者向け定期預金年0.80%

同じ金利の商品については、適用条件や預入上限額などを考慮して掲載順を決定しています。ランキングは金利のみで商品の優劣を決めるものではなく、営業地域や利用条件を含めて比較することが大切です。

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1位 信用組合 愛知商銀「年金定期預金 雅」

信用組合 愛知商銀の「年金定期預金 雅」は、同組合で公的年金を受け取っている方、または新たに受取口座を指定する方を対象とした定期預金です。

組合員に適用される1年ものの金利は年1.60%です。非組合員の場合は年1.00%となるため、年1.60%を利用するには組合員資格を満たす必要があります。

預入金額は10万円以上1,000万円以内で、原則として新たに預け入れる資金が対象です。取扱期間は2026年4月1日から9月30日までとされています。

愛知県または三重県に居住・勤務しているなど、所定の条件を満たす方は、5,000円以上の出資により組合員となることができます。利用を検討する際は、営業地域と組合員資格を確認しておきましょう。

信用組合 愛知商銀の公式ページはこちら

2位 京滋信用組合「シニア・ライフPLUS」

京滋信用組合の「シニア・ライフPLUS」は、新たに同組合を公的年金の受取口座に指定する組合員を対象に、1年もの年1.60%が適用される商品です。

すでに京滋信用組合で年金を受け取っている組合員には、年1.55%が適用されます。新規受取指定者と既存の年金受取者で適用金利が異なる点が特徴です。

預入金額は10万円以上3,000万円以内で、新規資金または既存預金への増額資金が対象となります。取扱期間は2026年3月2日から9月30日までです。

年金の受取口座を継続して指定することが条件となるため、生活費の入出金やATM、店舗へのアクセスなども含めて検討すると使いやすくなります。

京滋信用組合の公式ページはこちら

3位 鳥取信用金庫「地域感謝年金優遇定期預金」

鳥取信用金庫の「地域感謝年金優遇定期預金」は、キャンペーン期間中に公的年金の受取口座を新たに指定する方、または他の金融機関から受取口座を変更する方を対象とした商品です。

1年ものの適用金利は年1.50%で、預入金額は10万円以上500万円以内です。

取扱期間は2026年6月24日から10月30日までとなっています。すでに鳥取信用金庫で年金を受け取っている方を対象とする通常商品ではなく、新規指定や受取口座の変更を予定している方に向けた優遇定期預金です。

優遇金利は当初1年間に適用され、満期後は満期時点のスーパー定期預金金利で自動継続されます。満期日を確認し、継続後の金利もチェックすることがポイントです。

鳥取信用金庫の公式ページはこちら

4位 横浜幸銀信用組合「年金定期預金」

横浜幸銀信用組合の年金定期預金は、同組合で公的年金を受け取っている方、または新たに受取口座を指定する方を対象としています。

1年ものの金利は、組合員が年1.25%、非組合員が年1.15%です。預入金額は10万円以上1,000万円以内となっています。

取扱期間は2026年4月1日から2027年3月31日までです。比較的長い取扱期間が設定されているため、年金受取口座の変更手続きと定期預金への預け入れを計画的に進めやすい商品といえます。

年1.25%の適用を受けるには組合員資格が必要となるため、出資金や営業地域などを店舗で確認しておきましょう。

横浜幸銀信用組合の公式ページはこちら

5位 大阪商工信用金庫「年金定期」

大阪商工信用金庫の年金定期は、同金庫で公的年金を受け取っている方を対象に、1年もの年1.10%が適用される商品です。

預入金額は20万円以上で、1人当たりの預入上限は5,000万円です。まとまった資金を管理したい方にも利用しやすい預入枠となっています。

対象となるのは、原則として新たに預け入れる資金です。優遇金利は最初の満期日まで適用され、満期後はその時点の店頭表示金利で継続されます。

預入額が1,000万円を超える場合は、預金保険制度の保護範囲も踏まえ、複数の金融機関に資金を分ける方法も検討すると、資金管理をより整えやすくなります。

大阪商工信用金庫の公式ページはこちら

6位 播州信用金庫「ばんしん年金定期預金」

播州信用金庫の「ばんしん年金定期預金」は、国民年金、厚生年金、共済年金、労災年金、企業年金などを受け取っている方や、新たに受取口座を指定する方を対象としています。

1年ものの適用金利は年1.00%です。預入金額は10万円以上3,000万円以内で、年金を受け取る店舗での預け入れが条件となります。

取扱期間は2026年4月1日から2027年3月31日までです。対象となる年金の種類が比較的幅広く、まとまった金額まで預け入れられる点が特徴です。

年金を受け取る店舗と定期預金の取引店舗をまとめることで、満期管理や各種手続きも行いやすくなります。

播州信用金庫の公式ページはこちら

7位 中栄信用金庫「なかしん年金定期預金Ⅰ」

中栄信用金庫の「なかしん年金定期預金Ⅰ」は、同金庫で公的年金を受け取っている方、または新たに受取口座を指定・変更する予定の方が利用できる商品です。

1年ものの金利は年1.00%で、預入金額は1,000円以上100万円以内です。

預入上限は100万円ですが、少額から利用できるため、生活予備資金を残しながら余裕資金の一部を定期預金に振り分けたい方にも活用しやすい設計です。

満期後も年金受取を継続している場合は、その時点の「なかしん年金定期預金Ⅰ」の金利で自動継続されます。継続時にも優遇商品として取り扱われる点に注目できます。

中栄信用金庫の公式ページはこちら

8位 笠岡信用組合「年金定期預金」

笠岡信用組合の年金定期預金は、同組合で年金を受け取っている方を対象に、1年ものスーパー定期預金の店頭表示金利へ年0.50%を上乗せする商品です。

2026年4月2日現在の1年ものスーパー定期預金金利は年0.310%であるため、年金定期預金の適用金利は年0.810%となります。

優遇対象となる預入金額は100万円までです。金利上乗せ型の商品は、基準となる店頭表示金利が改定されると適用金利も変わるため、実際に預け入れる日の金利を確認しましょう。

笠岡信用組合の公式ページはこちら

9位 兵庫県信用組合「けんしん年金 悠々定期預金」

兵庫県信用組合の「けんしん年金 悠々定期預金」は、同組合で公的年金や共済年金を受け取っている方を対象とした1年定期預金です。

適用金利は店頭表示金利にかかわらず年0.80%で、1人当たりの預入上限は1,000万円です。

取扱期間は2026年4月1日から2027年3月31日までとなっています。利用するには、兵庫県内に居住、勤務または事業所を有するなど、信用組合の営業地域に関する条件を満たす必要があります。

預金保険制度の一般預金等の保護上限と同じ1,000万円まで預け入れられるため、資金管理の基準を整理しやすい商品です。

兵庫県信用組合の公式ページはこちら

10位 岡崎信用金庫「年金受給者向け定期預金」

岡崎信用金庫の年金受給者向け定期預金は、国民年金、厚生年金、旧共済年金などの受取口座を同金庫に指定している方、または新たに指定する方を対象としています。

本商品は、1年ものスーパー定期預金の店頭表示金利に年0.40%を上乗せする仕組みです。

2026年7月6日から7月12日までの1年もの店頭表示金利は年0.40%となっているため、合計金利は年0.80%です。預入上限は1人500万円で、優遇金利が適用されるのは当初の満期日までとなります。

基準金利が変わると合計金利も変わるため、預入時点の金利を公式サイトまたは店頭で確認してください。

岡崎信用金庫の公式ページはこちら

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2026年7月版で確認しておきたい変更点

今回のランキングでは、2026年6月までの条件から更新されている商品があります。

大分県信用組合の「やすらぎプラス」は年0.80%の商品でしたが、取扱期間が2026年6月30日までとなっているため、7月版のランキングからは除外しました。

また、伊予銀行の「しあわせ賛歌[2]」は、1年ものスーパー定期預金の店頭表示金利に年0.10%を上乗せする商品です。2026年7月6日から7月12日までの店頭表示金利は年0.36%のため、合計は年0.46%となります。

北陸銀行の年金定期預金は年0.60%、東京信用金庫の年金専用定期預金「たのしみ」は、預入金額に応じて最大年0.575%です。いずれも年金受給者向けの商品ですが、今回確認した上位10商品の金利を下回るため、ランキング外としました。

年金定期預金を選ぶ5つのポイント

適用される金利の条件を確認する

ランキングに表示しているのは、各商品で適用される最も高い1年金利です。

ただし、組合員のみ、年金の新規受取指定者のみ、新規資金のみなど、商品ごとに条件が設定されています。現在の取引状況で何%が適用されるのかを確認することが重要です。

金利だけでなく預入上限額を比較する

年1.60%の商品でも預入上限が1,000万円の商品がある一方、年1.00%で上限100万円の商品もあります。

実際に受け取れる利息は「預入金額×適用金利」で決まるため、優遇金利が適用される金額まで含めて比較しましょう。

税引後の利息で考える

定期預金の利息には、原則として所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%を合わせた20.315%が源泉分離課税されます。

例えば、100万円を年1.60%の1年定期預金に預けた場合、税引前利息は1万6,000円です。税引後の受取利息は概算で約1万2,750円となります。

同じ100万円を年0.80%で預けた場合の税引前利息は8,000円、税引後は概算で約6,375円です。

金利差だけでなく、受け取れる利息を金額に置き換えると、比較しやすくなります。

満期後の金利を確認する

年金受給者向け定期預金には、優遇金利が当初1年間だけ適用される商品と、年金受取を継続することで優遇商品として自動継続される商品があります。

当初満期後に通常の店頭表示金利へ切り替わる場合は、満期前に継続後の金利を確認しましょう。このような確認を「満期管理」といい、定期預金を効率的に活用するうえで大切なポイントです。

預金保険制度を踏まえて資金を分ける

定期預金を含む一般預金等は、1金融機関につき、預金者1人当たり元本1,000万円までと、その利息が預金保険制度によって保護されます。

同一金融機関に複数の口座がある場合は、名寄せによって合算されます。1,000万円を超える資金を定期預金で管理する場合は、複数の金融機関に分ける方法も選択肢です。

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障害者等のマル優を利用できる場合もある

障害者手帳の交付を受けている方や、遺族基礎年金、寡婦年金などを受給している方は、所定の要件を満たすことで「障害者等の少額預金の利子所得等の非課税制度」、いわゆるマル優を利用できる場合があります。

マル優では、預金元本の合計350万円までの利子が非課税となります。対象となる方は、定期預金を申し込む際に金融機関へ確認しておきましょう。

年金の受取口座は変更できる

公的年金の受取口座は、所定の手続きによって変更できます。

原則として「年金受給権者 受取機関変更届」を年金事務所または街角の年金相談センターへ提出します。変更先として公金受取口座を指定する場合など、一部の手続きは電子申請にも対応しています。

ただし、変更手続きの時期によっては、次回の年金振込に間に合わない場合があります。現在の口座をすぐに解約せず、新しい口座への振込を確認してから整理するとスムーズです。

メガバンクや地方銀行も利便性を含めて比較する

2026年7月の上位10商品は、信用金庫と信用組合が中心となりました。

地域金融機関は、営業地域や組合員資格を設ける代わりに、年金受給者向けの優遇金利を充実させているケースがあります。

一方、メガバンクや地方銀行には、店舗数、ATM網、インターネットバンキング、公共料金の引き落とし、家族による資金管理のしやすさなど、それぞれの利便性があります。

年金は日常生活の中心となる収入です。定期預金の金利だけでなく、普通預金口座の使いやすさ、店舗までの距離、振込手数料、ATM手数料なども含めて、総合的に選びましょう。

まとめ

2026年7月の年金受給者向け定期預金では、信用組合 愛知商銀と京滋信用組合の年1.60%が最高水準となりました。

このほか、鳥取信用金庫の年1.50%、横浜幸銀信用組合の年1.25%、大阪商工信用金庫の年1.10%など、通常の定期預金よりも高い金利が適用される商品が各地域の金融機関で用意されています。

ただし、年金受給者向け定期預金の適用条件は金融機関によって異なります。年金の新規受取指定が必要な商品や、組合員資格が求められる商品、新たに預け入れる資金のみを対象とする商品もあります。また、優遇金利が適用される預入上限額や利用できる営業地域にも違いがあるため、金利だけで判断しないことが大切です。

ファイナンシャルプランナーの視点では、自分に実際に適用される金利、優遇金利の対象となる預入上限額、満期後に適用される継続金利、預金保険制度による保護範囲を総合的に確認することが重要です。

年金受取口座を見直す際は、店舗やATMの利用しやすさ、各種手数料、日常の入出金の利便性も確認しましょう。そのうえで、当面使用する予定のない余裕資金を定期預金へ振り分けることで、資金の安全性に配慮しながら、利息収入とのバランスを整えやすくなります。

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出典・引用

国税庁 「No.1310 利息を受け取ったとき(利子所得)」
国税庁 「No.1313 障害者等のマル優(非課税貯蓄)」
預金保険機構 「預金保険制度の基礎知識」
日本年金機構 「年金の受取機関や住所を変えるとき」
日本年金機構 「年金受給権者 受取機関変更届」

本記事は2026年7月10日時点の各金融機関の公式情報をもとに作成しています。金利、取扱期間、募集条件、預入上限額などは、金融情勢や募集状況によって変更される場合があります。実際に預け入れる際は、必ず金融機関の公式サイトまたは店頭で最新情報をご確認ください。

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