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【2026年9月版】ネット銀行の定期預金金利ランキングTOP10|高金利の1年ものを徹底比較

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2026年9月、ネット銀行の定期預金金利は大きな転換点を迎えています。7月から8月にかけて展開されていた夏のボーナスキャンペーンが相次いで終了し、一部の銀行では1年定期の金利が大きく低下しました。一方で、9月に入っても年1%を超える金利を維持している銀行や、通常金利そのものを引き上げる銀行も出ています。

背景にあるのが、日本の金利環境の変化です。財務省が2026年9月1日に実施した10年国債入札では、最高落札利回りが3.011%、平均落札利回りが2.995%となり、長期金利は3%の水準に到達しました。日銀も経済・物価情勢に応じて政策金利を引き上げていく姿勢を示しており、預金金利を取り巻く環境は数年前とは明らかに変わっています。

今回は、全国から利用しやすいネット銀行・無店舗型銀行を中心に、2026年9月5日時点の1年もの円定期預金を比較しました。原則として多くの利用者が利用できる金利をランキング対象とし、新規口座開設者だけを対象とする極端に限定された優遇金利などは参考情報として紹介します。金利はいずれも税引前です。

それでは10位から見ていきましょう。

2026年9月 ネット銀行の定期預金金利ランキングTOP10

第10位 ドコモSMTBネット銀行|1年定期 年0.50%

第10位はドコモSMTBネット銀行で、1年もの円定期預金は年0.50%です。

前月との比較では大きく順位を落としました。ドコモSMTBネット銀行では2026年6月3日から8月30日まで、1年ものを年1.20%とする夏の特別金利キャンペーンを実施していましたが、こちらはすでに終了しています。9月は通常の1年定期が年0.50%となり、夏のボーナスシーズンからは金利が大幅に低下した格好です。

ただし、現在は6カ月ものを対象としたキャンペーンも展開されており、「必ず1年預けたい」という人だけでなく、今後の利上げを待ちながら短めの期間で運用したい人は、期間別の金利も確認しておきたいところです。

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第9位 auじぶん銀行|1年定期 年0.50%

第9位はauじぶん銀行です。1年もの円定期預金の通常金利は年0.50%となっています。

auじぶん銀行も夏のキャンペーン終了の影響が大きく、8月までは1年定期で年1.30%という高い水準が目立っていました。しかし9月からは通常金利に戻り、1年ものは年0.50%となりました。

一方、9月1日以降に新規口座を開設した人を対象とする「デビュー応援定期」では、1年もの年1.40%などの優遇金利が用意されています。対象者が限定されるため本ランキングでは通常金利の年0.50%を採用していますが、これからネット銀行口座を新しく作る予定の人にとっては見逃せない水準です。

また、5年定期では年1.80%まで上昇しており、長期ゾーンの預金金利が上がっている点にも注目できます。

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第8位 GMOあおぞらネット銀行|1年定期 年0.510%

第8位はGMOあおぞらネット銀行で、1年もの円定期預金は年0.510%です。

夏の大型キャンペーンを前面に出していた銀行と比べると派手さはありませんが、9月も1年ものは年0.510%を維持しています。8月17日の金利改定では、より長い期間の定期預金金利が引き上げられており、2年超の期間では年0.650%となっています。

今後さらに政策金利が引き上げられる局面では、ネット銀行各社が普通預金だけでなく定期預金の金利をどこまで引き上げるかが焦点になります。GMOあおぞらネット銀行についても、今後の追加改定を定点観測しておきたい銀行の一つです。

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第7位 セブン銀行|1年定期 年0.55%

第7位はセブン銀行です。2026年9月5日時点の1年もの円定期預金は年0.55%となっています。

セブン銀行は6月23日から8月31日まで、1年ものを年1.20%とする夏の特別金利キャンペーンを実施していました。そのため8月版では上位グループに入っていましたが、キャンペーン終了後の9月は通常金利へ戻り、年0.55%となりました。

年1.20%から年0.55%への変化は大きく、今回のランキングで「夏のボーナスキャンペーン終了」の影響が最も分かりやすく表れた銀行の一つです。ただし、通常金利そのものも以前の超低金利時代と比べれば高くなっており、今後の市場金利次第では再び引き上げられる可能性があります。

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第6位 ローソン銀行|1年定期 年0.90%

第6位はローソン銀行です。1年もの円定期預金は年0.90%となっています。

上位5行には届かなかったものの、通常の1年定期で1%に近い水準を確保している点は評価できます。ローソン銀行では預金金利について「金融情勢に応じて随時見直す」としているため、長期金利上昇が続けば今後の改定も注目されます。

夏季キャンペーン終了によって1年定期が0.5%台まで低下した銀行もあるなか、年0.90%を維持していることから、9月は相対的な存在感が増しました。「キャンペーン終了後にどこへ預けるか」を考える際の比較候補になりそうです。

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第5位 ソニー銀行|1年定期 年1.00%

第5位はソニー銀行です。9月5日時点の1年もの円定期預金は年1.00%で、今回のランキングではここから年1%台に入ります。

ソニー銀行は2026年6月から8月31日まで「夏の円定期特別金利」を実施し、1年ものを年1.25%としていました。キャンペーンは8月末で終了したため、前月と比較すると金利は下がりましたが、それでも1年ものが年1.00%という水準はネット銀行の中で依然として高い部類です。

ソニー銀行は1,000円以上1円単位から円定期預金を利用できるため、まとまった資金を持つ人だけでなく、少額から定期預金を利用したい人にも使いやすい点が特徴です。金利だけでなく預入金額の自由度まで含めて比較したいところです。

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第4位 オリックス銀行|1年定期 年1.25%

第4位はオリックス銀行です。「eダイレクト定期預金」の1年ものは年1.25%となっています。

オリックス銀行の特徴は、期間限定キャンペーンに頼らず1年定期で高い金利を設定していることです。1年ものだけでなく、2年は年1.30%、3年は年1.35%、5年は年1.40%、7年は年1.45%と、期間が長くなるにつれて金利が高くなる設定となっています。

一方で、eダイレクト定期預金は預入金額などの商品条件を確認しておく必要があります。少額資金の置き場所というより、当面使う予定のないまとまった資金を預ける候補として考えやすい銀行でしょう。

夏キャンペーン終了後に多くの銀行が金利を引き下げるなか、年1.25%を維持していることから、9月は相対的に順位が上昇しました。

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第3位 PayPay銀行|1年定期 年1.255%

第3位はPayPay銀行です。対象となる1年もの円定期預金には年1.255%の特別金利が設定されています。

PayPay銀行は当初予定していたキャンペーン期間を延長し、2026年9月15日まで特別金利を継続しています。さらに預入総額の上限も1,000億円から2,000億円へ拡大されました。ただし、預入総額が上限に達した場合には予定より早く終了する可能性があるため、利用を検討する場合は最新情報を確認する必要があります。

年1.255%という数字は少し中途半端に見えますが、税引後ではおおむね年1.0%となるよう設計された水準です。100万円を1年間預けた場合、税引前の利息は単純計算で12,550円となります。

9月中旬までという期限があるため、今回のランキングの中でも特に「いつ預けるか」が重要な銀行です。

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第2位 大和ネクスト銀行|1年定期 年1.30%

第2位は大和ネクスト銀行です。2026年9月5日時点の1年もの円定期預金は年1.30%となっています。

注目したいのは、キャンペーン金利ではなく通常の円定期預金で年1.30%という水準まで上がっている点です。さらに2年ものは年1.40%、3年ものは年1.50%となっており、市場金利上昇を反映するように定期預金金利も高い水準へ移行しています。

前月の1年もの年1.20%から9月は年1.30%へ上昇しました。夏のボーナスキャンペーン終了で金利を下げる銀行が多いなか、大和ネクスト銀行は逆に金利を引き上げており、9月のランキングを象徴する動きと言えます。

今後、国債利回りや政策金利がさらに上昇した場合、こうした通常金利の引き上げが他行へ広がるのかが大きな注目点です。

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第1位 UI銀行|1年定期 年1.50%

2026年9月版の第1位はUI銀行です。

UI銀行では「1年もの定期預金 年1.50%キャンペーン」を実施しており、2026年9月30日まで1年もの円定期預金に年1.50%の金利が適用されます。税引後金利は年1.195%です。

100万円を1年間預けた場合、税引前の利息は15,000円。預貯金の利子には原則20.315%の税金がかかるため、税引後では約1万1,950円が目安になります。国税庁によれば、預貯金の利子には所得税・復興特別所得税と地方税を合わせて20.315%が源泉徴収されます。

7月・8月に続いて9月も年1.50%を維持しており、夏のボーナスキャンペーンが相次いで終了した中では頭一つ抜けた水準です。ただし、この金利も9月30日までの期間限定です。10月以降の金利がそのまま維持されるとは限らないため、キャンペーン終了後の動向も確認する必要があります。

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【2026年9月版】ネット銀行の定期預金金利TOP10一覧

順位銀行名1年定期金利8月からの主な変化
1位UI銀行1.50%1.50%を継続
2位大和ネクスト銀行1.30%1.20%→1.30%
3位PayPay銀行1.255%特別金利を9月15日まで延長
4位オリックス銀行1.25%1.25%を維持
5位ソニー銀行1.00%夏の1.25%キャンペーン終了
6位ローソン銀行0.90%0.90%を維持
7位セブン銀行0.55%夏の1.20%キャンペーン終了
8位GMOあおぞらネット銀行0.510%1年ものは維持
9位auじぶん銀行0.50%夏の1.30%キャンペーン終了
10位ドコモSMTBネット銀行0.50%夏の1.20%キャンペーン終了

※金利は2026年9月5日時点で確認した年利・税引前です。キャンペーン金利には期間・預入金額・対象者などの条件が設定されている場合があります。第9位と第10位は同率のため、便宜上順位を付けています。

定期預金

年間利息シミュレーター

預入金額と金利を入力すると、1年間の利息を自動計算します。

1年間の利息(税引前) - 円
税引後の年間利息 - 円
税引後の受取総額 - 円
※利息には原則として20.315%の税金がかかるものとして計算しています。

7月・8月のボーナスキャンペーンから9月はどう動いた?

夏の高金利キャンペーンが一斉に終了

9月のランキングを見て最も分かりやすい変化は、7月・8月のボーナスシーズンを狙った特別金利キャンペーンが一斉に終了したことです。

ソニー銀行は1年もの年1.25%の夏キャンペーンを8月31日で終了。セブン銀行も年1.20%から年0.55%へ戻り、auじぶん銀行も夏の年1.30%から通常の年0.50%へ、ドコモSMTBネット銀行も年1.20%の特別金利が終了しています。

つまり、「8月より9月のほうが市場金利は高いのだから、定期預金も一斉に上がる」と単純には考えられません。銀行の定期預金金利には市場金利だけでなく、預金を集めたい時期やキャンペーン戦略も大きく影響します。

そのため9月は、金利環境そのものは上向いているにもかかわらず、ランキング上では一部の銀行の金利が大きく下がるという少し特殊な月になっています。

高金利定期そのものが消えたわけではない

一方で、ネット銀行の高金利競争が終わったわけではありません。

UI銀行は9月末まで年1.50%を継続し、PayPay銀行も年1.255%の特別金利を9月15日まで延長しています。さらに注目したいのが大和ネクスト銀行で、1年もの通常金利を年1.30%まで引き上げました。

夏のキャンペーンによる「期間限定の1%台」から、市場金利上昇を反映した「通常金利の1%台」へ少しずつ移り始めているようにも見えます。筆者としては、この変化のほうが今後の定期預金市場を見るうえでは重要だと考えています。

長期金利3%到達で定期預金はさらに上がるのか

10年国債利回りは3%の水準へ

2026年の預金金利を考えるうえで無視できないのが国債利回りの上昇です。

財務省が2026年9月1日に実施した10年国債入札では、平均落札利回りが2.995%、最高落札利回りは3.011%となりました。長期金利の代表的な指標である10年国債が、いよいよ3%の水準に到達したことになります。

銀行にとって預金は資金調達手段の一つです。国債など市場で得られる利回りが上昇すれば、預金を集めるために支払える金利にも上昇余地が生まれます。もちろん国債利回りと預金金利が同じ速度で動くわけではありませんが、長期金利上昇は定期預金にとって追い風です。

数年前まで1年定期の年0.1%でも「高金利」と呼ばれていたことを考えると、年1%を超える定期預金が複数登場している現在は、明確に金利のある世界へ戻ったと言えるでしょう。

日銀の追加利上げも今後の焦点

もう一つ重要なのが日本銀行の金融政策です。

日銀は2026年に政策金利を1.0%程度へ引き上げています。また2026年7月の「経済・物価情勢の展望」では、経済・物価・金融情勢に応じて「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」という方向性を示しています。

もちろん、実際の追加利上げは物価、賃金、景気、為替などを確認したうえで判断されます。しかし、少なくとも「政策金利が長期間まったく動かない」ことを前提に預金先を考える局面ではなくなりました。

追加利上げが実施されれば、普通預金金利が先に引き上げられ、その後に3カ月、6カ月、1年、さらに長期の定期預金へ波及していく可能性があります。

9月以降、ネット銀行の定期預金金利はどうなる?

秋は「夏キャンペーン終了後の空白期間」になる可能性

筆者は、9月から10月にかけては定期預金市場の一時的な空白期間になる可能性があると考えています。

銀行にとって7月・8月は夏のボーナス資金を獲得する重要な時期です。そのキャンペーンが終わった直後の9月は、積極的な新規キャンペーンを打たない銀行も多くなります。

そのため今回のように、国債利回りが上昇しているにもかかわらず、ネット銀行ランキングの一部では前月より金利が低下する現象が起きています。

しかし、これは預金金利の上昇局面が終わったという意味ではないでしょう。

通常金利の底上げが次のテーマ

今後注目したいのは、キャンペーン金利よりも通常金利です。

9月の大和ネクスト銀行が1年ものを年1.30%まで引き上げた動きは、その象徴と言えます。長期金利が3%近辺またはそれ以上で推移し、日銀がさらに政策金利を引き上げる展開になれば、他のネット銀行も通常金利を引き上げる可能性があります。

キャンペーンが終わると0.5%前後まで戻る銀行と、通常時から1%台を提示する銀行との差が今後さらに広がるかもしれません。

今後の定期預金ランキングでは「キャンペーン最高金利」だけを見るのではなく、「通常時にどの程度の金利を提示しているか」という視点も重要になってくるでしょう。

冬のボーナスキャンペーンで再び1.5%超も視野

次の大きな動きは、11月後半から12月にかけての冬のボーナスシーズンになると予想しています。

現在すでにUI銀行が1年もの年1.50%を提示し、大和ネクスト銀行の通常金利が年1.30%まで上がっていることを考えると、年末に市場金利が現在の水準を維持していれば、冬のキャンペーンで年1.5%前後、あるいはそれを上回る金利を打ち出す銀行が登場しても不思議ではありません。

さらに日銀の追加利上げが重なれば、2027年に向けて定期預金金利がもう一段上昇するシナリオも考えられます。

これはあくまで現時点の金利環境を踏まえた筆者の見方ですが、今の日本では「できるだけ長期間固定しておけば得」という状況から、「今後の金利上昇余地も考えながら預入期間を選ぶ」という時代へ変わりつつあるように感じます。

今は1年定期に全額預けるべき?

金利上昇局面では資金を分ける方法もある

今後も金利が上昇すると考える場合、預金資金を一度に長期間固定しない方法もあります。

例えば300万円の余裕資金がある場合、すべてを1年定期に預けるのではなく、100万円を6カ月、100万円を1年、残り100万円を普通預金などに分けておけば、半年後により高い定期預金が登場した際に乗り換えやすくなります。

反対に、「今後金利が下がる可能性もあるので現在の高金利を確保したい」と考える場合は、1年から3年程度の定期預金を利用する選択肢もあります。

重要なのは、金利ランキングの数字だけでなく、その資金をいつ使う可能性があるのかを考えて期間を決めることです。

中途解約すると当初の金利が適用されない場合がある

定期預金は原則として満期まで預けることを前提とした商品です。途中で解約すると、当初提示されていた高い定期預金金利ではなく、各銀行が定める中途解約利率が適用される場合があります。

例えばソニー銀行も、夏の特別金利定期を中途解約した場合には特別金利が適用されず、所定の中途解約利率を当初預入日にさかのぼって適用するとしています。

生活費や近いうちに使う予定の資金まで定期預金に入れるのではなく、余裕資金を利用することが基本です。

定期預金の利息には20.315%の税金がかかる

預金金利ランキングを見る際には、「年1.50%なら100万円がそのまま1万5,000円増える」と考えないよう注意が必要です。

国税庁によると、預貯金の利子には20.315%の税率による源泉分離課税が適用されます。内訳は所得税・復興特別所得税15.315%、地方税5%です。

例えば100万円を年1.50%の1年定期に預けた場合、税引前利息は15,000円ですが、税引後の受取額は概算で約11,950円となります。

金利差が0.1%程度の場合は実際の受取利息の差が小さいこともあるため、振込手数料、ATMの使いやすさ、最低預入金額、普通預金金利なども含めて比較するとよいでしょう。

よくある質問

2026年9月に1年定期の金利が最も高いネット銀行は?

今回の比較では、2026年9月5日時点でUI銀行の年1.50%が第1位です。キャンペーン期間は9月30日までとなっています。

第2位は大和ネクスト銀行の年1.30%、第3位はPayPay銀行の年1.255%、第4位はオリックス銀行の年1.25%です。

8月よりネット銀行の定期預金金利は下がりましたか?

銀行によって異なります。

セブン銀行、auじぶん銀行、ドコモSMTBネット銀行、ソニー銀行などは夏の特別金利キャンペーンが終了したため、8月より1年定期の適用金利が低下しました。

一方、大和ネクスト銀行は1年ものを年1.20%から年1.30%へ引き上げ、UI銀行とPayPay銀行も9月まで高いキャンペーン金利を継続しています。

したがって、ネット銀行全体の金利が下がったというより、「夏のキャンペーン終了による低下」と「市場金利上昇を反映した通常金利の上昇」が同時に起きていると見るのが適切でしょう。

今後、定期預金金利はさらに上がりますか?

今後の金利は確定していませんが、上昇余地は残っていると筆者は見ています。

2026年9月1日の10年国債入札では最高落札利回りが3.011%となり、日銀も経済・物価情勢に応じて政策金利を引き上げていく姿勢を示しています。こうした環境が続けば、ネット銀行の普通預金や定期預金金利にも追加的な引き上げが広がる可能性があります。

まとめ|9月は「夏キャンペーン終了」だけで判断しない

2026年9月のネット銀行定期預金ランキングでは、UI銀行が1年もの年1.50%で第1位となりました。続いて大和ネクスト銀行が年1.30%、PayPay銀行が年1.255%、オリックス銀行が年1.25%となり、上位では依然として1%を大きく超える金利が確認できます。

一方、7月・8月のボーナスシーズンに高金利キャンペーンを行っていたセブン銀行、auじぶん銀行、ドコモSMTBネット銀行、ソニー銀行などはキャンペーン終了によって金利が低下しました。そのため表面上は「9月になって金利が下がった銀行」が目立ちます。

しかし、その裏側では長期金利が3%の水準まで上昇し、大和ネクスト銀行のように通常の定期預金金利を引き上げる動きも出ています。

筆者が今後特に注目しているのは、キャンペーン金利ではなく通常金利の底上げです。

日銀が追加利上げへ動き、市場金利が高止まりすれば、秋以降も定期預金金利の引き上げが続き、冬のボーナスシーズンには再び高金利キャンペーンが増える可能性があります。現在の年1.5%が「天井」とは限りません。

だからこそ、2026年後半の定期預金は、一度預けて終わりではなく、金利動向を定期的に確認することがこれまで以上に重要です。1年定期、6カ月定期、普通預金などを上手に組み合わせながら、自分が資金を使う時期と今後の金利上昇余地の両方を考えて選ぶことがポイントになるでしょう。

出典・引用

財務省「10年利付国債(第383回)の入札結果(令和8年9月1日入札)」
日本銀行「経済・物価情勢の展望(2026年7月)」
国税庁「No.1310 利息を受け取ったとき(利子所得)」

本記事は、2026年9月時点で各金融機関などが公表している情報をもとに作成した情報提供を目的とするものであり、特定の金融商品や金融機関への申込み・契約・投資を推奨するものではありません。定期預金の金利、キャンペーン内容、預入条件、対象者、取扱期間などは変更または終了する場合があります。実際に利用する際は、必ず各金融機関の公式サイトや窓口で最新情報をご確認ください。また、本記事にはAmazonアソシエイト・プログラムを利用した商品紹介リンクが含まれる場合があります。
金融商品やサービスの利用については、ご自身の資金状況や利用目的などを踏まえ、最終的な判断はご自身の責任で行ってください。

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