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<関東版>【2026年6月】信用金庫・信用組合の定期預金金利ランキングTOP10|1年ものをFPが比較

2026年6月時点では、関東エリアの信用金庫・信用組合でも、1年定期預金の金利に大きな差が出ています。大手銀行やネット銀行に注目が集まりがちですが、地域密着型の信用金庫・信用組合には、組合員向け定期、子育て世帯向け定期、アプリ専用定期、キャンペーン定期など、条件に合えば高金利を狙える商品もあります。

この記事では、関東エリアに本店・店舗・営業区域を持つ信用金庫・信用組合を対象に、1年もの定期預金の金利をランキング形式で比較しました。ファイナンシャルプランナーの視点から、金利の高さだけでなく、利用条件や注意点も分かりやすく解説します。

なお、金利はすべて税引前・年利です。キャンペーン商品は、募集期間内でも募集総額に達すると終了する場合があります。実際に預け入れる際は、必ず各金融機関の公式ページまたは窓口で最新条件を確認してください。

関東版・信用金庫・信用組合の1年定期預金金利ランキングTOP10

順位金融機関名商品名1年もの金利主な条件
1位あすか信用組合スーパー定期「あすか」年1.40%組合員金利。非組合員は年1.30%
2位横浜信用金庫子育て応援定期預金・取引プラスコース年1.35%店頭表示金利0.35%+最大1.00%上乗せ
3位横浜幸銀信用組合横浜DeNAベイスターズ応援定期預金2026年1.25%組合員金利。日本一の場合は上乗せあり
4位東京都職員信用組合105周年記念スーパー定期預金年1.05%個人組合員・LINE登録者限定
5位江東信用組合サマーキャンペーン2026年0.75%組合員金利。非組合員は年0.55%
6位湘南信用金庫サマー湘南2026定期預金年0.75%個人向け・期間限定
7位城南信用金庫年金受給者専用定期預金「アクティブ☆シニア」年0.55%公的年金受取者向け
8位君津信用組合組合員限定定期預金年0.55%組合員限定
9位北郡信用組合SUMMER Wキャンペーン定期預金年0.55%組合員限定・新規預入など
10位茨城県信用組合金利上乗せ定期預金「絆」年0.475%店頭表示金利+年0.10%上乗せ

同じ金融機関に複数の商品がある場合は、1年ものとして最も高い金利の商品を採用しています。また、同率の場合は、公式情報の明確さ、預入条件、利用しやすさを踏まえて順位を整理しています。

1位:あすか信用組合「スーパー定期 あすか」年1.40%

関東版ランキングの1位は、あすか信用組合の「スーパー定期 あすか」です。1年ものの金利は、組合員で年1.40%、非組合員でも年1.30%と、関東エリアの信用金庫・信用組合の中でも非常に高い水準です。

対象は個人・法人で、預入金額は100万円以上です。金利は初回満期日までの適用で、満期後は満期日の店頭表示金利により自動継続されます。そのため、預け入れた後は満期日を忘れずに確認し、継続するのか、別の商品に移すのかを判断することが大切です。

FP視点では、年1.40%の1年定期は、元本確保型の商品としては魅力的です。たとえば100万円を1年間預けた場合、税引前利息は14,000円です。預金利息には原則20.315%の税金がかかるため、税引後の受取利息はおおむね11,156円です。

ただし、組合員金利を利用する場合は、出資金が必要になる場合があります。出資金は預金とは異なり、預金保険制度の対象外です。預金部分と出資金部分の性質を分けて理解したうえで利用しましょう。

出典:▶あすか信用組合の公式ページはこちら

2位:横浜信用金庫「子育て応援定期預金」年1.35%

2位は、横浜信用金庫の「子育て応援定期預金」です。通常コースは店頭表示金利に年0.50%を上乗せ、取引プラスコースでは店頭表示金利に年1.00%を上乗せする仕組みです。2026年6月時点のスーパー定期1年もの店頭表示金利は年0.35%であるため、取引プラスコースでは年1.35%となります。

対象は、18歳未満の子どもを扶養する保護者などです。さらに取引プラスコースを利用するには、給与振込、児童手当受取、NISA口座、iDeCo、投信定時定額サービスなど、所定の取引条件を満たす必要があります。

この商品は、子育て世帯の教育資金や将来資金の一時保管先として検討しやすい定期預金です。教育費は使う時期がある程度決まっているため、近い将来使う予定の資金を株式や投資信託に大きく回しすぎると、相場下落時に資金が不足する可能性があります。1年定期であれば、流動性を大きく失わずに普通預金より高い利息を狙えます。

注意点は、誰でも年1.35%になるわけではないことです。取引条件を満たさない場合は通常コースの金利になります。預け入れ前に、自分がどのコースに該当するかを必ず確認しましょう。

出典:▶横浜信用金庫の公式ページはこちら

3位:横浜幸銀信用組合「横浜DeNAベイスターズ応援定期預金2026」年1.25%

3位は、横浜幸銀信用組合の「横浜DeNAベイスターズ応援定期預金2026」です。1年ものの基本金利は、組合員で年1.25%、非組合員で年1.15%です。さらに、横浜DeNAベイスターズが日本シリーズで優勝した場合、金利が上乗せされる仕組みもあります。

預入期間は1年または3年で、今回のランキングでは1年ものを対象にしています。預入金額は1契約100万円以上で、個人向けの商品です。スポーツ応援型の商品ですが、金利水準そのものも高く、関東エリアの信用組合の中では注目度の高い定期預金です。

FP視点では、イベント連動型の上乗せ金利は「確定利回り」と「条件達成時の追加利回り」を分けて考えることが重要です。ランキングでは、確定している組合員向け1年もの年1.25%を基準にしています。日本一による上乗せは魅力ですが、確定しているものではないため、資金計画では基本金利を前提に見ておくのが堅実です。

また、信用組合の商品であるため、組合員になる場合は出資金や加入条件も確認しておきましょう。

出典:▶横浜幸銀信用組合の公式ページはこちら

4位:東京都職員信用組合「105周年記念スーパー定期預金」年1.05%

4位は、東京都職員信用組合の「105周年記念スーパー定期預金」です。1年ものは年1.05%、3年ものや5年ものではさらに高い金利も設定されていますが、今回のランキングでは1年もののみを対象にしています。

対象は、個人組合員で、東京都職員信用組合の公式LINE登録者などです。預入金額は10万円以上500万円以内で、新規資金が対象とされています。職域系の信用組合であるため、利用できる人は限られますが、条件に該当する人にとっては魅力的な商品です。

職域信用組合の商品は、一般の金融機関と比べて利用対象者が限定される一方、組合員向けに有利な条件が設定されることがあります。東京都職員信用組合の場合も、対象者に該当するかどうかが最初の確認ポイントです。

高金利の商品ほど、募集期間、募集総額、対象者、預入上限が細かく設定される傾向があります。預入上限が500万円以内である点も踏まえ、資金全体の一部を預ける使い方が現実的です。

出典:▶東京都職員信用組合の公式ページはこちら

5位:江東信用組合「サマーキャンペーン2026」年0.75%

5位は、江東信用組合の「サマーキャンペーン2026」です。1年ものスーパー定期預金を対象に、組合員は年0.75%、非組合員は年0.55%の金利が設定されています。

預入金額は1口10万円以上1,000万円未満で、新規契約が対象です。契約時に組合員へ新規加入する場合も、組合員金利の対象となる旨が案内されています。ただし、組合員になるには出資金が必要となるため、預金と出資金を混同しないことが大切です。

年0.75%は、通常の店頭表示金利と比べると高めの水準です。100万円を1年間預けると、税引前利息は7,500円、税引後ではおおむね5,976円程度です。普通預金に置いたままの余裕資金を、1年間だけ定期化したい人に向いています。

一方で、キャンペーン商品は満期後に同じ金利で継続されるとは限りません。初回満期後は店頭表示金利で継続されることが多いため、満期時の見直しが重要です。

出典:▶江東信用組合の公式ページはこちら

6位:湘南信用金庫「サマー湘南2026定期預金」年0.75%

6位は、湘南信用金庫の「サマー湘南2026定期預金」です。1年ものの適用金利は年0.75%で、個人向けの期間限定商品です。預入金額は10万円以上1,000万円以内とされており、まとまった資金だけでなく、比較的少額からでも利用しやすい商品です。

この商品は、既存定期預金の書替には利用できないため、新たな資金での預け入れが基本になります。金融機関側が「新規資金」を重視しているため、すでに同じ信用金庫に預けている資金を単純に移すだけでは対象外となる場合があります。

FP視点では、1年もの年0.75%は、生活防衛資金とは別に保有している余裕資金の置き場として検討できます。たとえば、1年以内には使わないものの、3年・5年と長く固定するのは避けたい資金に向いています。

信用金庫は地域密着型の金融機関であり、営業エリア内に住んでいる、勤務している、事業を営んでいるなどの条件が関係することがあります。口座開設の可否も含めて確認しましょう。

出典:▶湘南信用金庫の公式ページはこちら

7位:城南信用金庫「年金受給者専用定期預金 アクティブ☆シニア」年0.55%

7位は、城南信用金庫の年金受給者専用定期預金「アクティブ☆シニア」です。1年ものの金利は年0.55%です。今回のランキングでは、退職金専用・相続専用の商品は除外していますが、公的年金の受取者向け商品は、条件付きの一般向け定期預金として対象に含めています。

この商品は、年金受給者を対象にした定期預金です。年金を受け取っている人にとって、生活費としてすぐ使わない部分を1年間預ける選択肢になります。年金生活では、毎月の収支管理が重要になるため、生活費の数か月分は普通預金に残し、それ以外の余裕資金を定期預金に分ける方法が考えられます。

ただし、年金受給者向け商品は、年金受取口座の指定や、受給確認書類などが必要になる場合があります。利用条件を満たしているかを事前に確認しましょう。

また、年0.55%の商品でも、物価上昇率を上回るとは限りません。安全性を重視する資金には定期預金が向いていますが、長期資金については個人向け国債やNISAなどとの分散も検討できます。

出典:▶城南信用金庫の公式ページはこちら

8位:君津信用組合「組合員限定定期預金」年0.55%

8位は、君津信用組合の「組合員限定定期預金」です。1年ものの金利は年0.55%です。3年ものではより高い金利も設定されていますが、今回のランキングでは1年ものだけを対象にしています。

信用組合は、地域や職域など一定のつながりを持つ人が組合員となる協同組織金融機関です。そのため、組合員限定商品では、通常の店頭表示金利より高い金利が設定されることがあります。

君津信用組合の商品も、組合員であることが条件です。利用を検討する場合は、営業エリア、組合員資格、出資金の有無、口座開設の手続きなどを確認しましょう。

FP視点では、年0.55%の1年定期は、極端に高い金利ではありませんが、元本確保を重視する資金の置き場としては十分に比較対象になります。特に、地域の信用組合をメイン口座として利用している人にとっては、満期後の相談や資金移動がしやすい点もメリットです。

出典:▶君津信用組合の公式ページはこちら

9位:北郡信用組合「SUMMER Wキャンペーン定期預金」年0.55%

9位は、北郡信用組合の「SUMMER Wキャンペーン定期預金」です。1年ものの金利は年0.55%です。3年もの、5年ものではさらに高い金利も設定されていますが、今回は1年ものをランキング対象にしています。

対象は組合員の個人および法人で、新規預入などの条件があります。信用組合のキャンペーン定期では、既存資金の預け替えでは対象外になることが多いため、他金融機関から移す資金や、新たに預け入れる資金かどうかを確認する必要があります。

北郡信用組合は山形県の信用組合ですが、東京都にも支店を持つため、関東版の対象に含めています。関東版ランキングでは、単に本店所在地だけでなく、関東エリアに店舗や営業実態があるかも確認しています。

1年もの年0.55%は、資金を長く固定しすぎず、満期ごとに金利環境を見直したい人に向いています。金利上昇局面では、5年など長期に固定するより、1年ごとに見直す方が柔軟に対応しやすい場合があります。

出典:▶北郡信用組合の公式ページはこちら

10位:茨城県信用組合「金利上乗せ定期預金 絆」年0.475%

10位は、茨城県信用組合の金利上乗せ定期預金「絆」です。1年ものは店頭表示金利に年0.10%を上乗せする商品で、2026年6月時点の店頭表示金利をもとにすると、1年ものは年0.475%となります。

対象は組合員などで、預入金額は10万円以上1,000万円以下です。新規資金が対象となるため、既存の定期預金の単純な預け替えでは対象外となる場合があります。

この商品の特徴は、固定のキャンペーン金利ではなく、店頭表示金利に一定幅を上乗せする仕組みである点です。店頭表示金利が変われば、実際の適用金利も変わる可能性があります。そのため、預入時点の店頭表示金利を必ず確認しましょう。

FP視点では、店頭表示金利連動型の商品は、金利環境の変化を反映しやすい一方で、記事公開後に金利が変わる可能性があります。ブログ記事では「2026年6月時点」「預入前に公式ページを確認」と明記しておくことが大切です。

出典:▶茨城県信用組合の公式ページはこちら

信用金庫・信用組合の定期預金を選ぶポイント

信用金庫・信用組合の定期預金を選ぶ際は、金利の高さだけで判断しないことが大切です。特に、キャンペーン定期や組合員限定定期では、対象者、預入金額、募集期間、満期後の取り扱いが商品ごとに異なります。

まず確認したいのは「自分が対象者に該当するか」です。信用金庫では、営業エリア内に住んでいる、勤務している、事業を営んでいるなどの条件があります。信用組合では、組合員資格を満たすか、出資金が必要かを確認する必要があります。

次に重要なのは「満期後の金利」です。高金利のキャンペーン定期は、初回満期日までの適用に限られることが多く、満期後は通常の店頭表示金利で自動継続される場合があります。高金利で預けた後も、満期日を管理し、継続するか、別の商品へ移すかを判断しましょう。

また、中途解約利率にも注意が必要です。定期預金は満期まで預けることを前提に金利が設定されています。途中で解約すると、当初の高い金利ではなく、所定の中途解約利率が適用されるため、受け取れる利息が大きく減る可能性があります。1年以内に使う可能性がある資金は、普通預金に残しておく方が安心です。

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税引後利息と預金保険制度も確認

定期預金の金利は、通常「税引前」で表示されています。預金利息には、所得税・復興特別所得税・住民税を合わせて20.315%の税金がかかります。そのため、実際に受け取る利息は、表示金利から税金を差し引いた金額になります。

たとえば、100万円を年1.40%で1年間預けた場合、税引前利息は14,000円です。税引後では、おおむね11,156円になります。年0.75%であれば、税引前利息は7,500円、税引後ではおおむね5,976円です。金利を比較するときは、税引後の実際の受取額も意識しましょう。

また、定期預金は預金保険制度の対象です。一般的な定期預金や利息の付く普通預金などは、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息等が保護対象になります。1,000万円を超える資金を預ける場合は、複数の金融機関に分散する方法も検討できます。

まとめ|関東版は「あすか信用組合」「横浜信用金庫」「横浜幸銀信用組合」が上位

2026年6月時点の関東エリアでは、信用金庫・信用組合の1年定期預金でも、条件に合えば年1%を超える高金利商品が確認できます。特に、あすか信用組合の年1.40%、横浜信用金庫の子育て応援定期の最大年1.35%、横浜幸銀信用組合の年1.25%は、関東版ランキングの上位候補として注目できます。

一方で、高金利の商品ほど、組合員限定、子育て世帯限定、LINE登録者限定、新規資金限定など、細かな条件が設定されています。金利だけを見て選ぶのではなく、自分が対象者に該当するか、預入金額はいくらからか、満期後の金利はどうなるか、中途解約時の取り扱いはどうなるかを確認することが重要です。

定期預金は、大きく増やすための商品というより、元本確保を重視しながら計画的に資金を管理するための商品です。普通預金に置いたままの余裕資金がある場合は、信用金庫・信用組合の1年定期預金を比較し、家計やライフプランに合った預け先を選んでいきましょう。

参考:▶金融庁の預金保険制度の説明はこちら

本記事は、2026年6月12日時点で各金融機関の公式ページを確認し、1年定期預金の税引前金利をもとに作成しています。金利、取扱期間、募集総額、対象者、預入条件は変更される可能性があります。実際に預け入れる際は、必ず各金融機関の公式ページまたは窓口で最新情報を確認してください。本記事は特定の金融機関や金融商品の利用を推奨するものではありません。預金の利用にあたっては、ご自身の資金使途、流動性、預金保険制度、家計状況を踏まえてご自身で判断してください。

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